慰謝料とは

法律上の根拠は、民法709条と、710条にも定められております。

民法709条
故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。

民法710条
他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。

慰謝料を請求する為に必要な事項

  1. どちらが離婚の原因を作ったのか、慰謝料を支払う側ともらう側の立場をはっきりさせることです。
  2. 不貞行為(不倫)の場合は、関係の開始時期、期間、状況などを調べる必要があります。
  3. 暴力等の場合は、怪我の状況や病院のカルテ等暴力行為の事実を示す必要があります。
  4. 精神的苦痛の場合は、原因の具体的な内容、状況などの事例をあげ認められるケースがあります。

請求方法

慰謝料の金額や支払方法については、離婚前に話し合いで決めます。離婚成立後では、相手も話し合いに応じてくれない場合もあります。

取り決めた事項は、離婚協議書にします。また離婚協議書に基づいて、法的根拠となる慰謝料の支払いを記載した公正証書を、作成します。
強制執行認諾文付きの公正証書にしておくと、支払いなどの約束が守れない場合は、直ちに強制執行をすることもできます。